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2019年08月07日

第1回研修会

「現場に潜む危険を読み考え行動する〜法医学教授が明らかにする命の糸」

8月5日に島根大学医学部法医学の竹下治男教授を講師に招き、法医学の視点から現場等に潜む危険から安全対策に生かすヒントをご講演いただきました。

年間150体以上の遺体を検視される中で浮かび上がってきた死に至る要因を映像も使いながらかみ砕いて教わりました。

低い脚立から転落したケースでは、頭蓋骨の骨折が原因で即死されたのではなく、首を損傷することで神経が断裂し呼吸中枢からの指令が寸断。

呼吸できずに即死という私たちの想定とは違う原因が潜んでいることに驚かされました。また、熱中症で死亡した際に起こっている体内の変化。

お風呂などでヒートショックによる死亡事故。清掃用の薬剤による中毒死など、様々な事故の事例を見ることで命を守るために何をすべきかを考える機会となりました。

警察、検察、児童相談所、医療関係から依頼を受けられ、死因、死亡時刻、人物特定などを科学的に解き明かす手法についても一端を学びましたが、間違いが許されない世界の緊張感をひしひしと感じました。

事故を無くし安心して働ける職場、現場づくりへの決意を新たにする講演となりました。

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posted by 出建 at 13:19| お知らせ